いちおうこれで区切りの最後?・・・にしたいところ。ついに業務用ジャンクベータ入手。

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とうとうここまできちゃったのかという感じですが、前々からひそかにほしがっていた業務用ハイバンドベータを入手しました。
そしてもちろん私がほしがるものですので、HF300やHF900の世代に属するベータです。
そう、HF900の業務用版ともいえるGCS-50というわけなんですね。

このGCS-50、業務用ベータムービーGCS-1とセットで編集を行なう目的ももつ機種であり、ベータムービー同様、やはり民生機のほうの部品などをかなり流用しています。
カセコンやスレッディング関係のメカはほとんど同じみたいです。
ただし外見の色など多くの面で、やはりHF900とは大きく印象が異なります。

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特にジョグダイヤル/シャトルリングのがっちりした重量感あふれる操作感などはまったくの別物ですね。

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さらに業務用機なんですが隠し機能もあり、ジョグダイヤル/シャトルリングの下、βマークの斜め下で上の写真ではちょうど指が当たっている部分に、何の表記もないスライドスイッチがあります。

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これは何のスイッチかというと、わりに有名な録画モード切替スイッチです。
スライドさせることでβⅡとβⅠ(なおこれはβⅠなのかβⅠSなのか現状ではよくわかりません)の録画モード切り替えが可能になるというわけです。

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カセットを入れ再生ボタンを押すと、下の写真のような表示になります。
ただし再生はできませんでした。
カウンタは動きますが、映像は出ません。
しかもその後は電源のオン/オフすら操作不能になりました。
このパターン、ドラムが回ってなさそうな感じですね・・・。

なおちなみに、カウンタは通電している限り表示が消えません。
これは時計が内臓されていないのに民生機の部品を改造流用しているため、必然的にこうなったのでしょうか。

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また業務用機ですので、映像入出力端子はBNC端子です。
この機種はRF出力端子もついてはいますし、業務用機の中にはSLO-1500のようにBNC端子でないものもありますが、その後のSLO-1800(だったと思います。ハイバンドではないハイファイの純業務用機で、普通のデッキの倍ぐらいの高さのあるもの。ただしオクで落とし損ねたもんで、いまいち記憶はあいまいですが)以降はほぼこれが普通です。

なお「コントロールLf端子」というのは私にはよくわかりません。
民生用のコントロールL端子とは違うものなんでしょうか?

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私は変換アダプタを使ってピンコードが使えるようにして利用します。
これはオクでも品代1個100円ぐらいから手軽に入手できますし、他の多くのショップでも安い物が売られており、ありふれたものです。

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さて、中も見てみます。
天板やシャーシ類は民生用とは違い武骨でがっちりしていて重いです。

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ただし中を開けてみるとメカ自体は見慣れたもの。
基板にICがやけに目立つことや、電源部が強力そうでやたら大きい点が目立つ相違点でしょうか。

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見ての通り、走行系部分やカセコン付近はほぼHF900そのままのような感じで、スレッディング時の動作や音などはなんら変わりません。

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対して走行系メカの後側にあるこの電源部は、スペースも大きく見慣れない部品も増えていて印象的ですね。

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この状態で再度テープを入れてみました。
やはりドラムが回転していません。

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こちらの記事が参考になりますが、これもやはり下ドラムのコイル基板のコンデンサ4個かその付近のホール素子が怪しいですね。
でもこれは厄介です・・・。
ハンダ吸い取りなどたいへんそうですし、うっかりミスは命取りですし。

個人的には貴重な機種を「いじり壊し」状態にはしたくないので修理への取り掛かりは慎重にしたいですし、他のまだ貴重度の低いジャンク品で何度か修理演習をしてからチャレンジするか、特機のサービス(業務用機=ソニー特機の扱いですので、こちらでないとたぶん修理してもらえませんから)にメンテを依頼するか、そのどちらかにすべきでしょう。
もしそれがダメなら、貴重な機種については潔く他の技術をもつ方にお譲りすべきというのが正しい姿勢のような気がします。

ただ現在、そういう慎重姿勢と収集癖のせいで保留機種がけっこうたまっています。
その中では何とかしてやりたいEDV-7000ともども、このGCS-50については特別に要検討です・・・。

ただ・・・特機のメンテ代、可能でも高そうですね。
なんせこのGCS-50、販売時の価格はたしか43万円だったはずですから。

どうしたもんだか・・・。










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