なつかしのSL-HF66入手。私としては2台目のHF66です(^^;)ゝ

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まだ集めとんかい!と怒鳴られそうですが、またまたジャンクです。
今回はハイファイ初期の機種で世代としてはかなり古いものですが、ソニーのSL-HF66です。

でも実はこれは思い出の機種でもあります。色も同じブラックですし。
私としては、初めて自分で働いたお金で買ったビデオデッキだからです。
高校生の頃、睡眠時間を削って新聞配達して、ジョーシンのもしもしショッピングで処分品を買ったのです。
まあ機種としての出来は正直な感想としてはイマイチでしたので、残念な印象が強い思い出もありますが、今回はその見直しも兼ねてということで・・・。

なお本当は入札は見送るつもりでした。
ですがついつい入札してしまい、そのまま競合もなく落札です。
だって、程度良さげでそんなに高くないのに、数回再出品されても誰も入札しないんです。
それでこのHF66がなんとなく可哀そうで・・・。


私はクルマもそうなんですが、機械を愛するものですので、こういうものには何となく弱いんですよ。
で、たいがいそういう入手の仕方をしたものは、機械のほうも擦り寄ってきてくれるというか、結果も非常に良いことが多いですし(^^)

それにしても、ジャンクをオクなどであさってる方々、品定めはイマイチ適当のような気がしますね。
なんでこいつを見過ごすのか、私としては正直不思議でした。

まあとにかく、久しぶりに実物にご対面です。

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やはり懐かしい面構えですねえ。
デザインは今見てもなかなかカッコイイです。
ディスプレイのあたりは後の機種よりかなりセンスがよく高級感がある
ように私は思います。

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上の写真のように、ディスプレイ自体の明暗調節機能までついてます。
ただし。

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画質調整(シャープネス調整)つまみがリア側のこんなところにあるところはやはり時代を感じさせます。
たしかソニーではフロント側についたのはHF300が最初だったかと。

また古いですので、当然ヘタってしまっているところもあります。

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上の写真のように、シーリングパネルはツメが折れてしまっていて、すでに閉まりません。
これはこの機種では典型的なヘタりかた
ですね。

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またリモコン(純正品のRMT-118)もすべてのボタンが動作しませんし、天板のシーリング部の蓋のツメも折れていて固定できません。
ただしリモコンはたぶんなおるかと・・・。


というわけで、まずはリモコンの修理から。
シンプルで幅広でわかりやすく扱いやすい、かなり旧タイプのリモコンです。
でもここでちょいミスってしまいした(^^;)

まあ故障は単純なもので、コンタクトラバーがヘタっているのは当然でしたが、動作しない主原因は単に電池ボックスの接触不良でした。
ですがそれらを確認するため、今までの分解パターンで分解したのですが・・・。

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そう、プラがヘタっていて、ヒビに気付かずそのまま作業してしまったんですね。
おかげで写真のように、破損を残してしまいました。

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もちろん修理は大丈夫でした。
アルコールによる清掃で、正面から見るだけならピカピカです。
まあ使えるようにはなりましたし、操作に支障はないですので良しということで・・・(^^;)ゝ


さてさて、それではいよいよ本体に取り掛かります。
フロントパネルは清掃しますので、もちろん取り外しました。

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メカ部ですが、やはりHF55とそっくりですね。
ここからさらにコストダウンされたものがHF300以降の機種にしばらく使われましたが、それと構造的にはほぼ同じです。
全体的に密度が高いのはHF77やF11譲りでしょうか。

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カセコンはHF55やF3などと共通のはずで、比較的短い期間の少数機種で使われたものですね。
ただしF3が入っていますので、カセコンの部品取り機には事欠かないでしょう。


なおもちろんジャンクですので、まずは動作確認をしてみました。

するとカセットはきちんと入り、スレッディングもOKでした。
あとの動作は、再生、2倍速再生と再生からのサーチが不可でしたが、巻き戻しや早送り、FRピクチャーサーチ(のちに「高速アクセス」という名称に変わりましたが、この当時はこういう名称でした)、一時停止、停止は正常です。
ははあ、走行系に異常がありそうですね。

それでテープ切断済みのテストテープなどで確認していった結果、下の写真の赤丸部分に原因があることがわかりました。
ここでテープの走行が止まってしまうようで、そのためテープが進まず緊急停止してしまうのです。

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さらに調査を進めると、心配していたキャプスタンには異常がないことがわかりました。
ですので怪しいのはピンチローラーです。
ピンチローラーでテープに圧をかけながら走行させるとき、異常が発生するようですから。

そこでピンチローラーを念入りに清掃してみましたら、数秒間ほどは再生できるようになりました。
ですがそれでも、周期的に止まってしまいます。
手でピンチローラーの動きを確認してみると、スムーズに回転ぜず、部分的にひっかかるようです。
どうやらピンチローラーの軸部分に問題があるようです
ね。

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ですので、最初は清掃と研磨でなんとかなるかと考えたのですが、どうやらそれでは無理のようです。
どうやらこれは部品交換しかないですね。
さいわいピンチローラーはネット情報によるとほぼ全機種共通のようですし、手持ちのジャンク部品もいくつかあるので(普通はないでしょうね^^;)それを利用することにしました。
下の写真は電源NGで廃棄したSL-EX7から取り外した部品です。

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これを丸ごと交換してもいいのですが(みた感じ流用できそう)、スレッディングギア付近のものをすべて取り外す必要があるので面倒ですし、正直スレッディングギアを壊す危険性もあるので正常なギアの近辺には手をつけたくありません。
ですので今回は、ピンチローラー部分のみを移植交換することにしました。

ただしリビジョンが違いますので、形状や付属のバネは若干違います。
そのためバネもセットで移植
しました。
加工が必要かと思いましたが、その必要はなかったのでラッキーです(^^)

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ということで、修理は無事に完了。
あっけなく正常に戻りました。
部品はストックでしたので、今回もコストゼロです。

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なおパネルを清掃しましたので、暗かったディスプレイも明るく見えるようになりましたし、なかなかいいですね。
昔はスローなんかをよく使ったのでこの機種には画質と特殊再生で不満が強かったのですが、今の私ならこれでも十分という感じでしょうか。
カッコよく高級感あるデザインですし、いちおうクリーンスチルと音声付2倍速再生(ただし音は不自然ですが)ができ、再生だけならそこそこきれいですから・・・。

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それにしても、また1台、稼動機が増えました。
実はまだ強力なのが増える予定もありますし、行けるとこまで行きそうです・・・。
ほんと、大馬鹿者ですねえ・・・。

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